大切なペットをいざ預けるということになった時、いきなりペットホテルに行く前にちょっと気になるマナーや事前準備をチェックしてみましょう。
ペットの個々の性格や育ってきた環境で個体差があるため、一概には判断できませんが、環境がかわることで心理的負担は飼い主が思っている以上に大きいと考えて事前準備をしましょう。
いつもの環境と異なる場所に行くので、具合が悪い時にペットホテルに預けてしまったら多大なストレスになって、具合が悪くなってしまう可能性もあります。
愛するペットがストレスなく、快適にすごせるようにペットホテルに預ける時の注意点をまとめましたのでご活用ください。
ペットの健康状態チェック
まずは、愛するペットの健康状態をチェックをしましょう。
ペットによって、チェックする部分は異なりますので、それぞれの状態をご確認ください。
代表的なチェックポイントは、「目」「口」「鼻」「耳」「皮膚」「食欲」「排泄」です。
「ノミやダニ」の予防も他のペットに影響がないように気をつけましょう。
ペットのワクチン接種
ペットホテルなどの施設では、個室以外は共同生活の空間となりますので、集団感染を防ぐために「予防接種証明書」の提示が求められる場合がほとんどです。
もし、ワクチン接種をしていない場合は、直前ではなく数日前にワクチン接種をするようにしましょう。
犬の場合、一年以内に5種以上の混合ワクチンと狂犬病予防接種を受けていることが一般的なペットホテル利用の条件です。
猫の場合は、3種ワクチンです。
ストレス軽減のための練習
ペットにとって、飼い主と一緒に過ごすことが一番安心することです。
どんなに設備が整ったペットホテルでも、突然、飼い主がいないペットホテルに連れて行って、快適に過ごせるかというと慣れるまではかなりストレスに感じてしまいます。
事前準備として、飼い主がいない状態でも抵抗がないように、徐々に慣れるようにしていくと、ペットにとっても不安感は軽減されます。
普段、ケージやキャリーケースなどに入ることはめったにない場合でしたら、訓練のためにケージに慣れるように促してください。
ペットの食事準備
食べなれているフードを回数分に小分けにして、ペットホテルに持参するようにしましょう。
預け先のペットホテル情報の確認
まず、動物取扱業の登録がしているかどうかを確認しましょう。
動物取扱業は、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)により、都道府県あるいは政令指定都市への登録が必要となります。
ホームページに掲載や受付などに許認可症が飾ってあったりしますが、見当たらない場合は直接聞いてでも確認することをおすすめします。
可能でしたら、事前にペットホテルの下見をしてみて、他にも気になる点を確認してみてください。
持ち物準備
ペットホテルに預ける際の持ち物は、事前によく確認する必要があります。
現地についてからあれもこれも忘れたということであせってしまわないようにしましょう。
首輪やリード
こちらもいつも利用しているものを持参するようにしましょう。
食事
小分けにしたフードを持参しますが、ペットホテルを宿泊する日数プラス予備として1食分程度あると、何かあった時のために便利です。
ブランケット
いつも使っている毛布やブランケットなどの敷くものがあるとペットの心も落ち着きます。
玩具・おもちゃ
ペットホテルに行くからと言って新しく用意するのではなく、普段飼い主と一緒に遊び慣れているおもちゃが安心できて良いでしょう。