安心して預けるためのペットホテルの選び方

走る犬

ペットを預ける際に、どこのペットホテルがいいのか、何を目安にすればいいのか基準がほしいものですよね。
大切なペットを安心して預けるため、どのようなことに注意すればよいかのポイントをまとめます。

ペットホテルを選ぶ際にまず気をつけておきたい点

予防接種の義務

犬でしたら狂犬病ワクチンを接種しているかどうか気になりますよね。狂犬病は、人を含めた全ての哺乳類が感染し、発病する危険なウイルス性の人獣共通感染症です。
ペットホテルでは共同生活のため、他の動物と触れ合う可能性がありますから、任意の混合ワクチンも接種したかどうか証明書の提示を義務付けているペットホテルは安心できます。

スタッフの対応

ペットホテルはサービス業です。ペットホテルのスタッフの方々が、飼い主の要望をきちんと聞いてくれているのかがポイントです。
ペットホテル側の都合ばかりを優先して、ペットのことをあまり考えていないサービス内容のペットホテルは要注意です。
人気があるペットホテルは、スタッフの方の対応も優れています。
スタッフの方の説明は、わかりやすくて丁寧に案内されると、スタッフ教育が行き届いていると実感できます。
ペットに愛情を持って接してくれるペットホテルを選びましょう。

施設内の清潔度

感染症対策(混合ワクチンの接種を確認しているか)や空調管理等がされているか、ケージや個室内は清潔にされているかがポイントです。
複数のペットが共有する空間では、感染症対策をしっかりしているペットホテルが安心できます。
次に利用するペットのためにも、その都度ケージや個室内をキレイにしているペットホテルは好感が持てます。

他のペットとの触れ合い方

うさぎと猫

ペットホテルではケージタイプが多いですが、最近はドッグランがあったりフリースペースで他のペットと一緒に遊べたりするペットホテルもあるので、その時にケンカにならないよう気配りや工夫がされているのか確認してみましょう。

緊急時の対応方法

ペットの具合が悪くなった場合や、自然災害が起きた場合の対策や連絡方法がちきんと確立されているペットホテルを選びましょう。
飼い主が預ける際に一番不安になるのが、預けている最中に具合が悪くなることです。もしものことで取り返しがつかなくなった場合を想定すると気軽にペットホテルを利用することができなくなってしまいます。
ペットや飼い主の気持ちをよく理解してくださるペットホテルを選びたいものです。また、自然災害はいつ起こるかわからない現象なので、緊急時対応方法の1つとして想定しているペットホテルが望ましいです。

夜間の対応

ほとんどのペットホテルは、夜中は無人になってしまいます。ペットホテルを利用する用途にもよりますが、不安ならば24時間体制のところを選びましょう。

利用料金

利用料金の支払いは、「前払い」なのか「後払い」なのか、クレジットカードは使えるのか、追加料金が発生するのはどういう場合なのかをよく確認しましょう。
お迎えの際に、思ってもみなかった高額料金を請求されてしまったということがないようにしたいものです。

動物取扱業の登録の有無

日本では、ペットホテルは法的に動物の愛護及び管理に関する法律の第一種の取扱業の「保管」業の登録を自治体にすることが義務付けられています。
ホームページや施設内のわかる場所に登録の証明が掲示されているので、必ずチェックすることをおすすめします。

ペットホテルを選ぶ際にまず気をつけておきたい点のまとめ

知り合いや近所の人の評判、口コミなどチェックし最終的には必ず自分の目で直接施設内の確認をしましょう。
どんなサービスも、トラブルに合う可能性はあります。もっと気軽にペットホテルを利用できるように、信頼、安心できるペットホテルを選びたいものです。

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