慣れた環境から離れ、自然の中で過ごすキャンプを楽しむためには、しっかりとした準備が必要です。
ここでは、飼い主さんとワンちゃんが快適に過ごせるよう、便利な持ち物を紹介します。
ワンちゃんとのキャンプに便利なグッズ
衛生用品
ティッシュやタオルなど、ワンちゃんが粗相をしてしまったときにあると、ささっと拭いて掃除ができます。
タオルは足を洗った時や、川やプールで水遊びをしたときに体をふくために数枚用意しましょう。
慣れない車での移動にも備えて、うんち袋やペットシーツも余分に持っていくことをおすすめします。
ワンちゃん用のケージ
テントの設営時や炊事をしているとき、慣れない場所でワンちゃんが怖がってしまうことがあるので、ワンちゃん用のケージがあると便利です。
また、バーベキューなど火気を使うときや、他のワンちゃんと距離を取りたいときにケージがあると便利です。
ケージがあることで、ワンちゃんの安全を確保することができ、専用スペースを作ってあげることで、ワンちゃんも安心して過ごせるようになります。
折りたたみができるサークルもあると、場所をずらしたいときにすぐ移動ができるので、便利です。
ワンちゃん用のフードとお皿
普段食べている、フードやお皿も必要です。慣れない環境はワンちゃんにとって不安が多く、食欲を落としてしまったり、体調を崩してしまう場合があります。
キャンプ先だからと、いつもと違うフードや人間の食べ物を与えたりすることは、とても危険です。
ワンちゃんが落ち着いて食事ができるように準備をしましょう。
いつも食べているフードをビニール袋などに小分けにして持参しましょう。
食器はいつも使っているものでも構いませんが、キャンプの時は荷物がかさばりがちなので、折りたためる食器や軽くて丈夫なステンレス製のものがおすすめです。
リード・首輪・ハーネス
キャンプ場は他の人やワンちゃんが利用する共有スペースがほとんどです。
自然の中だからとリードを外してしまったり、ドッグラン以外の共有スペースでワンちゃんが自由に動き回ったりして、周りの方に迷惑をかけないようにしましょう。
また、飼い主の食事中や、目を離してしまうときなどは、ワンちゃんが脱走しないようにしっかりとリードで繋げておく必要があります。
柵のないオートサイトの場合は、サイトの地面に金属製の棒を差し込んで使う犬用の繋留器具があると良いでしょう。
ものによって、小型犬用など耐荷重が定められているものもあるので、ご自身のワンちゃんに合ったものを選ぶようにしましょう。
ベッド・犬用寝袋
ワンちゃんが安心して寝られるように、いつも家で使用しているベッドやタオルなどがあるといいです。
また冬キャンプをする場合には、防寒対策が必要になります。犬用の寝袋なども販売されているので、用意しておくと良いでしょう。
夏の季節には、人以上に暑さに気を配ってあげなければなりません。アウトドア用の扇風機や、犬用の冷感グッズなども用意してあげましょう。
犬用コット(ドッグコット)
ワンちゃんは基本的に縄張り意識の強い動物です。
空間が広ければ広いほど縄張りの守る範囲が広くなり、ワンちゃんにとってはストレスになってしまう場合があります。
犬用コットを置いてあげることで、居場所ができ、安心して過ごすことができます。
キャンプ場でワンちゃんが安心してコットを使えるように、自宅で慣らしてあげるのも大切です。
また、コットは温度差が少ない場所に設置してあげましょう。
ワクチン接種証明書・監札
キャンプ場を利用する際に、狂犬病予防注射済票、混合ワクチン接種証明書の提示や、監札着用が義務付けられていることがあります。
また、キャンプ中にワンちゃんが体調を崩してしまった場合、かかりつけではない動物病院で診察・治療を受ける場合があるかもしれません。
ワクチンを接種していないワンちゃんは診察を断られてしまうこともあるので、忘れず持参しましょう。